小説 ヘルラジオ どこかで、聞いたことがあるだろう? この世界には、常識では考えられないものが、ひそかに存在しているって。 これは、僕がそんなものに触れた時の話。 改めて、不思議なものが存在したのだなと思わざるを得ないものだ。 ... 2022.03.21 小説怪奇ノ夜話
怪奇ノ夜話 ~新夜話式童謡~(new nursery rhyms ) 今夜、紹介するのはナーサリーライム。 即ち、童謡である。 今回は私が個人的に調べていく内、ほの暗さを感じたものを三つ取り上げる。 なお、訳は私の意訳と個人的解釈が含まれているので注意。 息の根止まったクッ... 2022.02.06 怪奇ノ夜話短編
怪奇ノ夜話 不可解なるヒサルキの真実一/二 ≪とある保育園にて、モズのはやにえを彷彿とさせる動物の変死体が見つかった。≫ これはとある掲示板で書かれた、体験談の一部分である。 それに続くように、掲示板で酷似した怪事件、あるいは関連を思わせる体験談が語られていった。 ... 2022.01.23 怪奇ノ夜話
怪奇ノ夜話 不思議な夢 私は、夢を見た。 天から梯子を伝って、延々と降り続ける、そんな夢。 雲を抜け、光射す空を見渡す事無く、ひたすらに降りていく。 ふと周囲を見てみれば、雲の天井から落ちていく何者か達の姿が見える。 落ちていった先は... 2022.01.14 怪奇ノ夜話
怪奇ノ夜話 闇からの追跡者 これは去年の秋から始まった事だ。 私の正気がまだ保てている内に、これを書き記そうと思う。 私は当時、住宅街に建てた二階建ての一軒家に両親と共に住んでおり、持病の為にいわゆる引きこもり生活を送っていた。 患っていたもの... 2022.01.06 怪奇ノ夜話