2022-02

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報告

この度、こちらでの本格活動の為ブログの更新頻度が、下がります。 具体的には、二日~三日の投稿頻度だったものを、一週間に一度としたいと思います。 なお、次の更新につきましては、再来週になるかと思われます。
お知らせ

報告

みなさん、おはようございます。 私はこの度、短編含む完結済みの作品を 上記にて掲載させていただくことにしました。 尚、未完及び連載中の作品は完結するまでこちらで投稿していこうと思います。 ...
小説

真・蘆屋道満大内鏡(未完)

 陰陽道。 それは、中国伝来の妖術を扱う者の道。 森羅万象は、陰と陽の要素によってできているという考えから発展した――東洋の占星魔術にして学問である。  西暦九百六十年代――平安の世。 かつて、陰陽道の極みに至った...
随想

随想 神秘的神性論

 超古代に秘められた存在は往々、常に強大にして雄大でなくてはならない。 完全なる超越者であり、傲り繁栄する天罰の権化でなければならない。 解明しつくされた世の理を、不条理なる神秘で答える者。 現代人類の科学技術や、書物に...
禁忌の召喚者

禁忌の召喚者番外編 天護町を訪れた者の手記

二〇二二年 某月某日 現在時刻午後一時  私は今日、世にも珍しい奇妙な県へ訪れる事になる。 正確に言えば、一つの県まるごとが町扱いになっている県だ。 奇妙な点というのは、それだけでなく――“日本地図に無い”というところに...
短編

醜き怪物

「もう、全てが厭になったのだ」  雨粒と血に濡れ、小国の城下町でそう語るかの者の身は、もはや人に非ず。 背中から蠢く黒き触手は、周囲の全ての生命を貫き、体液を絞りつくしていく。 知性と、優しさに溢れていた瞳は、空腹の猛獣...
デモニルスが語りし宿命

デモニルスの遺言書

 古風の屋敷。 常に雨雲に閉ざされ、誰一人として介入を許さぬかのような雰囲気を醸し出すその館に、彼は居た。  彼の名は、デモニルス・クロウズ・シャルハルトル。 一時代の名として刻まれる程の、偉業を成し遂げた唯一の魔術師に...
デモニルスが語りし宿命

デモニルスの創世神話

 デモニルス歴。 それは、真の人類最古の物語。 誰にも知られぬ、人類の原初の歴史の時代である。 幾度となく滅んでは再生を繰り返した各『世界』の祖。 今こそ語ろう、『世界』の記憶を。  虚無。 そこには、...
怪奇ノ夜話

~新夜話式童謡~(new nursery rhyms )

 今夜、紹介するのはナーサリーライム。 即ち、童謡である。 今回は私が個人的に調べていく内、ほの暗さを感じたものを三つ取り上げる。 なお、訳は私の意訳と個人的解釈が含まれているので注意。 息の根止まったクッ...
禁忌の召喚者

禁忌の召喚者第二十三話 Fencer

 車の両脇に広がるは、ありふれた日常風景の痕。 へし折れた信号機群を通り過ぎ、茶色がかった寂し気な道路を走る。 天護町の、一部に過ぎないはずの無残なる戦いの痕跡が―――ありありと窓から存在を主張していた。  しばらくして...
禁忌叙情詩

唯一匹の悪魔の戯言 弐

【深海入水】 深海に沈む。ひたすらに冷たく、口からこぼれる呼吸の泡すら吞み込んでいく。深く、深く。暗く、暗く。私にもがくことを、許す事なく。浮力も心もとなく、痩躯を浮かばせるには足りない。視界も段々と、暗くなっていく。何も動かぬ、珊...
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