異種族の総合脅威度・脅威度について

総合脅威度とは

 身体能力や保有する魔力などを総合し、人類・魔族・天使・神にとっての脅威度、危険度を表すものである。

これに関する情報伝達の際には、総合脅威度はアルファベットと数字で表記され伝えられる。

またアルファベットの値は、Z~Aの順に高く、数字の値は一~三の順に高い扱いとなる。

数字が付く場合は、平均的なそのアルファベットの付く者の中でも、上位の総合脅威度を持つ者に近い場合に付けられる。

そして、人以外の種族は総合脅威度が高い傾向にあり、最低総合脅威度はDからとなる。

元々は地上界に見られなかった概念であり、ある魔術師が魔界の文書を翻訳し伝えた事で広められた。

この総合脅威度によって人間以外の種族は階級・爵位が決められていた。

Z~X一(人間の子供並み)

W~N三(一般人の平均的脅威度)

I~E三(低級~上級魔術師or騎士・傭兵)

D~D三(一時間で素手による複数人のバラバラ殺人が可能なレベル。なお、二からは辺境の小さな農村への襲撃・壊滅が可能。主に一般魔族や大天使が該当する)

C~C三(一時間で町の制圧が可能なレベル。なお、二からは都会の町への打撃を与え、壊滅が可能となる。三は小国を蹂躙できるが、制圧は難しい。主に中流魔族や智天使が該当する)

B~B三(一時間で国の征服が可能なレベル。一は小国、二からは中小国家、三は大国を征服できる。 主に熾天使や上級魔族が該当する)

A~A三 (一時間で世界そのものを崩壊させることができるレベル。これらを超えうる事は実質的に不可能。主に魔王の器ダークや天界の神々が該当する。A二、A三の者達の力は未確認だが、A以上という事は確認されている)

脅威度とは

 各分野において、総合脅威度を示す為の指標、参考となるもの。

因みに一分野が高くともそれらの脅威度を総合的に見た結果によって総合脅威度が決められるため、総合脅威度の高い者は各分野の値も高い傾向にある。

測定される脅威度の分野は以下の通り。

物理的な力(脚力、腕力など)

肉体 (肉体の頑強さ、頑丈さ)

知識 (あらゆる学問への知識)

知恵(地頭の良さや弁舌の上手さ)

瞬発力(瞬時に行動し、問題へ対処する能力。スピード)

魔力 (保有する魔力の量)

再生力(肉体の再生、自然治癒力。およびその速度)

例外的評価規格外脅威度

A三以上の力を持つ者に便宜上与えられる脅威度。

能力を計測、評価ができないかする手段がない場合にのみ当てられる。

竜 (地上の守護神たちの総合脅威度。A三の者達以上の魔力、肉体、物理力を誇る)

暗黒(六匹の竜を相手どり、微動だにせず二匹の竜を滅ぼした”暗黒竜”に由来する総合脅威度)

光聖(暗黒竜と互角の勝負を繰り広げた”光聖竜”に由来する総合脅威度)

混沌ノ主master・of・kaos(全宇宙、全次元において”存在してはいけなかった混沌をもたらす存在”の総合脅威度。各脅威度が上昇し続ける第五の種族”禁忌”に当てられるものである。
現在九体、該当生物が確認されている)

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